四街道

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

 

あらすじ

6つすべてを手に入れると全宇宙を滅ぼす力を得るインフィニティ・ストーン。 その究極の力を秘めた石を狙う“最凶最悪”の敵サノスを倒すため、“アベンジャーズ”が集結。 人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか? 今、アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる!

 

感想

今年観た映画の中で一番面白かった!!

いや、今まで観てきた映画のなかでもトップクラス、マーベルシネマティックユニバースのなかでも一番面白いと言っていいだろう。

喜び、悲しみ、興奮、絶望、希望、150分間この感情が溢れ出るし揺さぶられる

上映時間150分とマーベル史上一番の長さなのに全く飽きさせない

複数の場面が切り替わり、色々な場面で群像劇が繰り広げられ、一秒たりとも飽きさせない、面白くない場面がない。

ウィンター・ソルジャー、シビルウォーを監督を担当し

MCU作品のキャラクターが大集合するMCUの集大成となる今作

様々な作品のピースのパズルが綺麗に収まった

これだけ期待された作品で期待を優に超えて行った監督のルッソ兄弟、マジで天才ですね。

 

今までのマーベル映画の欠点と言えば悪役の魅力のなさだったが

今回の敵役『サノス』脳筋で冷酷な敵かと思っていたら

知的で、目的、回想、心理描写、バックグラウンドが良く描かれていて物凄く魅力的な敵役でした。

必要以上な殺戮はしなし全宇宙の平和のために、どんなに非難されようが自ら汚れ役を買い、目的を達成するためなら愛する人だって犠牲にする。

サノスが主人公と言っていいでしょうって言うか

いつものエンドロール後のメッセージなら『アベンジャーズは帰ってくる』が『サノスは帰ってくる』でしたからメッセージ通り作中の主役はサノスなんでしょう。

 

敵役だけが良く描けているかと思えばヒーローが活躍する場面も沢山

あのキャラとキャラが共演するだけで観ていて楽しいのに

総勢20人以上の全てのキャラに活躍する場面がある 

 

キャプテン・アメリカ登場シーンなんて、滅茶苦茶上がるBGMに

カッコよすぎてニヤニヤが止まらなかったし

グルートとのやり取りも「ぼくはグルート」に対して

「僕はスティーブ・ロジャース」の返しも面白かったですね。

 

“We have a Hulk”と一作目のアベンジャーズで敵役のロキがトニー・スタークに言われるんですけど今作の作中でロキが敵役のサノスに対して“We have a Hulk”と言うんですよね、観ててめっちゃテンション上がりました。w

なおその後ロキさんは・・

 

バッキーの銃やアームの腕を欲しがったりバッキー、ロケットコンビのやり取りも面白かったし、ロケットが“get some”と言いながら敵を倒していく姿はフルメタルジャケットのパロで面白かったです。w

 

今までのスパイダーマンだったらベンおじさんの最後をスパイダーマン(ピーター・パーカー)が見届けるんだけど、今回のラストはベンおじさん代わりだったトニー・スタークがピーター・パーカーの最後を見届ける、今までと逆になっててスパイダーマンとアイアンマンの関係も良かったですね。

ホームカミングでベンおじさん関係をカットしたのはこの場面がやりたかったからなのかな?

スパイダーマンのエイリアンネタや今作は映画ネタが多かったですね。

探せばもっと色々ありそう。 

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー組に場面が変わると一気に映画の雰囲気が

ガラッと変わるんですよね、ガーディアンズを監督した『ジェームズ・ガン』の世界観のまんまだし、ガーディアンズのギャクも面白かった。ドラックスは裏MVPと言っていいほど良かったですね。

 

まだまだ良かった場面は沢山ありますが書き出したら終わらないのでこの辺で

 

まとめ

それぞれの場面で繰り広げられるストーリーも面白かったし、アクションも大満足

MCUが始まって10年、初期の作品を見直してCG技術やVFXの発展、マーベル映画を追っていると映画としてのレベルが進化してるのがわかる。

MCU10年の節目として相応しい作品、次回作『アベンジャーズ4』がまた一段と楽しみになった。

最低でも後一回は劇場に観に行きます。来年の5月、次回作の『アベンジャーズ4』までインフィニティ・ウォー、ロング上映してくれないかなーw