四街道

映画 ゲーム アイドル

最近観た面白かった映画

グッド・タイム

 

一人の犯罪者の一日を描いた作品で次に何が起こるかわからない展開

スピード感ある映像、カラフルな画面、印象に残る音楽

犯罪者役であるロバート・パティンソンの噛み合はない会話、気が気じゃない状態が

物凄く伝わってくる素晴らしい演技。

 

お嬢さん

 

女優陣の体を張った演技、コメディ?と思わせるほどの下衆なシーンも美しく面白く

観ていてまったく飽きない。

丁寧に散りばめられた伏線、展開していくストーリー、色彩豊かな映像、脚本、演技

サスペンス、バイオレンス、エロティック、映画の面白い所を上手く融合させた作品。

日本統治時代の朝鮮半島が舞台で全編を通して韓国人俳優が日本語を話す

最初は聞き取りづらい片言の日本語も最終的には

この映画独特の世界観を作り出しているひとつに感じる。

監督のパク・チュヌク 天才と書いて変態と読むのレベルで凄まじい変態映画だった。

リアルで人にお勧め出来ない映画No1。

 

最後の追跡

 

隠れた名作?Netflix独占作品

乾いた町に大地、カントリーソング最高に渋くてカッコいい

彼らがなぜ銀行強盗をするのか

登場人物の背景や人物像を描くことで、追う方の追われる方にも

どっちにも心を持っていかれる。

 

ハノーバー高校落書事件簿

 

映画じゃなくドラマだけど面白かったので

Netflixオリジナル作品のモキュメンタリー

高校の駐車場に停めてあった27台の車に卑猥な落書

犯行の第一容疑者である男子高校生の無実を訴える彼の主張を受け、2人の生徒が調査に乗り出す。

内容は馬鹿馬鹿しいのに製作人は大真面目

視聴の際も日本語吹き替えで視聴するのをオススメ

話手の言葉の上に日本語吹き替えが重ねられドキュメンタリーぽい収録方法をしているので面白いです。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ 感想

 

自分は新三部作世代で

スター・ウォーズシリーズ『1.2.3.4.5.6』大好きな映画です。

続三部作『フォースの覚醒』も好きな映画です。

それでも最後のジェダイは好きになることはできませんでした。

ディズニーありがとう!!

少年時代から大好きだったスター・ウォーズを破壊し

スター・ウォーズの素晴らしい精神が捨てられ

私のスター・ウォーズの魔法が剥がされた。

全てのスター・ウォーズファンを納得させるような作品は不可能かもしれないが

スターウォーズを観ていて初めて退屈し

まさかスター・ウォーズに対して失望するような作品になるとは

 

フォースの覚醒はエピソード4〜6の焼き直しだと思うが

まだフォースの覚醒はスター・ウォーズの世界観で物語が進んでいた。

フォースの覚醒は派生したものであり、欠陥を持っていたかもしれないが

新しいキャラクターを確立した楽しい映画だった。

映画館の大きなスクリーン、ジョン・ウィリアムズの音楽、スター・ウォーズお決まりのオープニングクロール

もう一度スター・ウォーズの新作を観ることが出来るんだと大変幸せだった。

 

二年間待ちに待ったスター・ウォーズ最新作

観終わった後のガッカリ感

最後のジェダイスター・ウォーズの世界観をぶち壊し

フォースの覚醒からの新キャラクターの魅力も見事に殺した。

フォースの覚醒でのカメラワークの驚きもなく物語も裏切るだけの展開

王道展開を描くだけの力量が無いから小手先のツイストに頼って脚本は滅茶苦茶

プロットは退屈でシナリオもツッコミどころ満載、盛り上がり部分も後半に持ってくだけ持って行って映像に映える割に映画としての面白さがない。

人物描写、物語、独特なデザイン

スター・ウォーズの魅力が一切詰っていない作品

今まで積み上げた神話は完全に崩壊した

 

良かった点

 

レイの修業に乗り気ではなかったルークがR2D2レイア姫のホログラムを見せられ

R2D2に説得され、レイの修行を開始。

エピソード4でルークはオビ=ワンにレイア姫のホログラムを見せますが

最後のジェダイではルークはオビ=ワンの立場でR2にレイア姫のホログラムを見せられる憎い演出で良いシーンでした。

 

ヨーダの姿も旧作のパペットのデザインでルークとの会話内容も

旧作の悪戯好きなヨーダっぽくて良かったです。

 

悪かった点

 

ストーリーが退屈

フィン、ポーとホルド副提督のせいで反乱軍は壊滅状態

今回の反乱軍はアホしかいない。ツッコミどころ満載。

なぜかホルド副提督が作戦を教えないのでポーとフィンが秘密裏に計画したのだが作戦は大失敗に終わる。ホルドが作戦を教えていればストーリーからまるまるカットしても問題のない退屈なサイドストーリー。

 

ルークがフォースと一体化

タトゥーインでの夕日を眺め遠い未来に夢を馳せ、冒険を夢見ていたルーク

故郷タトゥーインでの生活に不満を持っていたルークが

伝説のジェダイとして夕日を眺めながらルークの最後は訪れる

タトゥーインを彷彿とさせるふたつの太陽

素晴らし演出だが

ジェダイの帰還から30年と月日が経っている設定なのに人間として全く成長していない

最後まで諦めずに父「ダース・ベイダー」をダークサイドから救おうとしたルークが

目の前でダークサイドに誘惑され落ちかけている弟子「カイロ・レン」の寝込みを襲う!?

ジェダイの帰還」での希望に満ち溢れていたルークからはとても理解できない行動です。

信じていた師匠ルークが寝込みを襲わなければカイロ・レンはダークサイド落ちしなかったんじゃないの?

カイロ・レンをダークサイドに落としてしまい責任を感じたルークはどっかの島に隠居

責任を感じているなら戦ってくれよ

かつてのルークだったとは思えないほど情けない

旧作のヒーローだったキャラクターの最低な終わらせ方

 

救うのが不可能なほどカイロ・レンのダークサイドが強大なら

何故?カイロ・レンは未だライトサイドとダークサイドに揺れてんの?

アナキン・スカイウォーカーパルパティーンにダークサイドに誘惑されたように

カイロ・レンがスノークにダークサイドに誘惑されたじゃ駄目だったの?

 

レイとの師弟関係もたいして結ばず、フォースとは何かを少し教えるだけで終わりだし

カイロ・レンとの共闘では無双

そんなに強かったならルークに教えてもらう必要ねーじゃん

飲んだくれの娘なのになんでそんな強いんだよ

 

レイア姫のご都合主義の空中浮遊

レイア姫って強いフォースは使えないけど

人が死んだりとかはフォースで感じ取れるみたいな設定だったと思うんですが

爆破で宇宙空間に放り出されるレイア姫

「あぁ・・レイア姫はここで退場なんだな」と思っていたら

空中浮遊で生還・・ご都合主義にも程があるでしょ?

宇宙空間で空中浮遊できるぐらいフォース凄かったんですねー(棒読み)

観ていて一番萎えたシーンでした。

これからのスター・ウォーズは宇宙空間に投げ出されてもフォースの力で

生還出来るらしいですよ。

 

最高指導者スノークも決して良いキャラではなかったけど

あっさり殺しすぎじゃ?結局スノークも伏線だけ張っておいて考えるの面倒だし不評みたいだから殺しちゃおうてきなガバガバな脚本。

結局、カイロ・レンがスノークについていった理由も分からず終い。

 

カイロ・レンと一緒に出て行った何人かの弟子って何してんの?

エピソード9で敵役と登場するの?

 

カイロ・レンに「お前は何者でもない、飲み代の為に売られた子だ」と

レイの親は誰なのか色々想像し

誰の娘なのか楽しみに観に行った俺の気持ちを返してくれよ

ルークの娘でもオビワンの娘でも観客の期待を裏切るならダースシディアスの娘でも

よかった。

 

ヒューマンだらけのスター・ウォーズ

反乱軍や惑星に今回のスター・ウォーズは殆ど宇宙人が出てこない。

反乱軍は性別、種族、出身惑星に関係なく銀河の希望の為に銀河帝国と戦い

個性的な宇宙人のなかに人間がいるってのがスターウォーズの世界観のひとつだと個人的には思っていたんですが

ディズニーやライアン・ジョンソン監督はそうじゃなかったみたいです。

 

反乱軍の象徴的存在だったアクバー提督をモブキャラの如く殺す

アクバー提督の声優を務めていた方が亡くなってしまったのでアクバー提督を殺すのは仕方ないですが亡くなった場面すら映さずセリフだけで片付けるって酷くないですか?

好きだったキャラクターの一人でもあったので非常に悲しいです。

 

ポーグというクソキャラ 

チューバッカが鳴いたら真似して鳴く

何の面白みのないキャラ

可愛いだけで登場するクソキャラ

ディズニーがポーグのグッズを売るためにできたようなキャラクター

チューバッカがポーグの仲間を食べてるシーンは良かったけど

ついてくる必要はなかっただろ?

エンターテインメント作品で最後のジェダイは全体的に暗い映画なのでポーグでコメディ要素を入れ暗くさせすぎないのは理解できますが

個人的にはスター・ウォーズにコメディ要素なんて求めてないし

ギャグも面白くない。

物語に関係のないポーグはご丁寧に扱って重要なキャラクターであるスノークを雑に扱う

ポーグの登場で新三部作のジャー・ジャー・ビンクスが嫌いな人の理由がなんとなく分かった気がします。

 

キャプテン・ファズマ今回もガッカリファズマ。

数少ない魅力的なキャラクターなのに

全く楽しめない戦闘、面白くしようとすればいくらでも出来そうなのに

なぜこれほどキャラクターの使い方が下手くそなんだろうか・・

 

ローズとフィンの誰も期待してない恋愛

ローズがフィンに対して突然の告白からのキス(味方がバックでレーザー砲食らってる中)

ローズとフィンのシーンではフィンはレジスタンスの中では伝説で

会えて光栄みたいなのはありましたけど。

ローズがフィンの事好きな演出ってありましたっけ?

 

カイロ・レンとレイとの会話で「古いものは捨てる」そんな感じのセリフがありました。

これは新しいディズニーのスター・ウォーズを作るって考えなんでしょう。

新しい物に挑戦する、そこは否定しません。

ジョージ・ルーカスと同じようなスター・ウォーズを撮れなんとも思ってない

今までのスター・ウォーズを破壊するのも百歩譲っていいよ

でもね旧作の二人を出演させてまでする内容だったのか?

ルークを殺す必要があったの!?キャリー・フィッシャーの件もあり

ルークを殺すならエピソード9でもよかったんじゃ?

今回のスター・ウォーズからは世代交代のメッセージは伝わりましたが

新しいスター・ウォーズを作りたいのなら

エピソード1~3を作ったジョージ・ルーカスが今までのスター・ウォーズを捨て

新しいスター・ウォーズを作ったように

最初からオリジナル作品のスター・ウォーズを作ればよかったんじゃ?

人気キャラクター、乗り物と美味しいところだけ使って

用済みは敬意無く捨てる

スター・ウォーズというブランド抜きに最後のジェダイを観ても映画として一ミリも面白くない。

 

マスターヨーダは言っていた「失敗は最高の師である。」

ディズニーてめーの事だぞ

 

絶賛されている人の意見も分かる。新しい世代の橋渡しもでき

今までのスター・ウォーズとは異色感溢れる映画で新しい事にチャレンジした映画でしたが自分の観たかったスター・ウォーズではなかった。

ある意味自分の「スター・ウォーズはこうあるべき」と想いや思いで補正が強いのかな

最後のジェダイを観て自分がスター・ウォーズをどう思っているのか考えさせる

いい機会の映画でした。

FAKE

あらすじ

2014年、聴覚障害を抱えながら「鬼武者」などのゲーム音楽や「交響曲第1番“HIROSHIMA”」といった作品により「現代のベートーベン」と呼ばれた佐村河内守が、実は耳は聞こえており、作品はゴーストライターの作曲だったと報道される。騒然とする状況で、自宅での撮影に応じた佐村河内は……。

 


めちゃくちゃ面白いです。

まず褒めるべきは編集の上手さでしょう

マンションの一室での出来事だけで2時間ドキュメンタリー映画として完成させている。

 

ドキュメンタリーもカメラを通し編集されたもの、本当にそれが真実かは分からない

何が真実で何が嘘なのか

これを見ても佐村河内が本当に耳が聞こえないのかは分りません。

それを期待してみると期待外れです。

私も最初はそれを期待して観てましたが

次第に、佐村河内守という人間の面白さと佐村河内の奥さんに惹かれて行きます。

 

森達也の言葉選び、外国人記者の直球な質問

勿論、佐村河内の話す内容が真実かは分らないが

マスコミの偏った報道や印象操作でいかに人の人生を落とす負の面を見せつけられます。

メディアや世間から石を投げられた夫婦の純愛のドキュメンタリー。

 

途中途中、猫のカットが入るんですが、猫の絶妙な表情が本当に絶妙で面白い。

動物って嘘もつけないし演技もできない。猫だけはその目で真実を見てる。

何故、猫のカットを沢山入れてるのか色々考えれて面白い。

 

レンタル出来るので一連の騒動を知ってる人はぜひ観てみてください。

フリー・ファイヤー

あらすじ

拳銃の密売取引をしようと、2組のギャングが場末の倉庫にやって来る。張り詰めた空気の中で取引を進める彼らだったが、思いも寄らないトラブルが起こってしまう。それを機に交渉はこじれ、銃撃戦が発生し……。

 



感想・レビュー

たまには頭を空っぽにして観れる映画もいいけど完全に期待はずれ。

これ観るなら上映中の同じ頭空っぽ系の「ワイルド・スピード ICE BREAK」観たほうがいい。

 

上映前の監督のメッセージがこの映画の一番面白い所。

上映時間90分間なのに体感時間はクソ長い。 

キャラクターの位置関係もわかりづらい銃撃戦。

 

冒頭から、いつ銃撃戦が始まるのかと「ドキドキ」最初は楽しめたけど

さすがに90分間、銃撃戦が繰り広げられるだけだと飽きる。

「会話劇」にも重点を置いていて飽きさせない工夫はされているけど話のテンポも悪くなるし「イマイチ」話にのめり込めていないから90分間がすごく長く感じる。

 

アクション映画で銃撃戦メインなのに観ていて痛快さもない。 

有名俳優の無駄遣い。

 

タランティーノ」作品にも似てる

タランティーノの映画を目指して作ったけど失敗した感じ。

脚本力不足、伏線、オチもあまい「タランティーノ」には遠く及ばない。

エビ

エビの好きな曲をただ貼ってくだけ

 

チャイム

チャイムは

ザ・アイドル曲って感じじゃないですか?特にサビがめっちゃ好き。

 

オーマイゴースト

エビ中にハマったキッカケの曲

初めて聞いたときは変な曲だなーと思ってたけど無性に癖になる

鬼リピートしてた記憶。6年前の曲、懐かしすぎる!!

いま聞くとなんで、この曲あんなハマってたんだろって思う(笑)

エビが面白いなと思うのがサブカル路線の曲や面白い曲が多いのがいいですよね。

 

パクチー

 ぱく ぱく ぱく ぱく ぱく ぱく ぱくちー

テンポも良くて。すごく耳に残る曲

好きだけど干され曲で悲しい

 

禁断のカルマ


いままでのエビとは違ったカッコいい曲

自分のアイドル熱が一番熱かった時期(2013)で懐かしい。

 

あたしきっと無限ルーパー

さつきがてんこもりとエビの相性は抜群

 

使ってポートフォリオ

曲がまず面白い。演歌、テクノ、ラップとどんどんジャンルが変わっていくのはアイドルしかできない荒技ですよね(笑)

 

未確認中学生X

一番エビの勢いがあった時代だと思うし面白かった時代かなと。

やっぱ9人時代のエビ中が好きだったんだな〜。

 

アンコールの恋

一番好きな曲かな〜?。エビ中で一番好きな曲決めるの難しいなー

8人体制の初めてのシングル曲のカップリング

脱退した3人の曲。9人時代の思い出

これ聞いた時すごく心に響きましたね。

 

ポップコーントー

大人はわかってくれないに似た曲で歌詞がめっちゃいい。

穴空の中で一番好きな曲。

 

まっすぐ

曲も普通だしダンスもあんまりカッコよくない

今までのサブカル路線だったエビ中にはなかった曲。

だからこそ、ダサカッコいい曲が響く。スーパーヒーローより、こっちの方が好き

 

動画が上がってない曲が多いので、ここら辺で

エビ中はいい曲たくさんあるので聞いてねԅ( ˘ω˘ԅ)

ムーンライト

ポスター画像

 

あらすじ

マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)と暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わなかったが……。

 

 

まず4月下旬公開予定だったものを一ヶ月早く公開してくれることに感謝。

ラ・ラ・ランドを破り「アカデミー賞作品賞受賞のムーンライト」の期待度も自然と

上がる。

その期待度を優に超えていったし。とても情熱的な作品でした。

 

感想・レビュー

哀しく、痛くて、残酷で、でもとても美しい愛の物語。

 

映像

美しい映像「ラ・ラ・ランド」にも負けない映像美。

話とは正反対に映像はとても美しい。

月に照らされる浜辺、綺麗な海、青黒く光るシャロン、美しい映像の数々。

低予算ながらにこんな美しい映像。監督のこだわりが見て取れるカメラワーク。

 

非常に青色が印象的な映画だが

着ているTシャツ、ズボン、靴、壁の色、青以外の色にも意味がある。

どうしてあそこがあの色なのか。色々想像でき、細かい所まで気を使った演出をしてる。

ちなみに下のシーンもシャロンが着ている服は「赤色」フアンが履いているズボンは「オレンジと青」上のポスターは青・赤・青と色が違う。

自分なりの答えは見つかってますが、ネタバレにもなるので詳しくは書きません。

「色」に注目して観ても面白い映画。

 

音楽も非常に印象的

シャロンが今何を考えているのか、心の感情はどんな状態なのかってのを

言葉で表さないで音楽と言う力でシャロンの心の状況を表してる。

フアンとの海、綺麗な海の映像が映されるなか、音楽はどこか不安な音楽が流れる。

フアンがシャロンに「悲しみを洗い流せと」シャロンの「行き場のない思い」「思春期の迷い」など「ヒシヒシ」と伝わってくる感情に拍車をかける。

 

一番心に響いた言葉

シャロンを優しく包み込む麻薬ディーラーのフアンの存在がこの物語に引き込ませる。

「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」って言うセリフも

大きなテーマでもあると思うし。私自身にも強く響いた。

自分も流されて生きてきた人間なんだなってのを再認識させられた。

 

演技 

全出演者、素晴らしい演技でした。

 

一人の男を演じた3人(少年、青年、成人)一人ひとりの演技力、素晴らしい。 

目だけで語る演技。何かを言いたげな表情、言葉の間、発し方まで3人とも同じように演じている。

セリフも少ないのに感覚的にこちらに語りかけてくる素晴らしい演技。

 

マハーシャラ・アリの存在感

麻薬ディーラーのリーダーとして恐々しい存在なのに、シャロンと出会い

父親としての顔、人生という泳い方を教え、時にある事に悩み。

その一つひとつの表情が非常に印象的だ。

彼の存在がこの映画をより引き立てている。

 

映画としての面白さは「ラ・ラ・ランド」の方が個人的にはあったかなと思います。

でも、ムーンライトの方が心には残りましたし、こんなに言葉にできない映画は初めてです。一生忘れることのない映画。

 

つか25日間だけで撮影したとか凄すぎ。

ケヴィンスペシャルはあんまり美味しくなさそうだった。(笑) 

SING/シング

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あらすじ

劇場を運営するコアラのバスター・ムーンは、以前は活気のあった劇場に輝きを取り戻すべく、世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考える。感傷的に歌うハツカネズミや、内気なゾウ、25匹も子供がいるブタ、パンクロッカーのヤマアラシらが会場に集結し……。

 

感想・レビュー

元気を貰える映画だし面白かったけど...正直期待外れでした。

 

気になった点

長澤まさみさんが歌っている予告動画が良くて吹き替えで観たんですけど

日本語で歌ってるのに関わらず日本語の字幕がでるんですよね。

どうしても癖で字幕を追ってしまうし、映像に集中していても字幕が視界に入って邪魔でした。

 

日曜日に観たのもあり子供も多かったです。英語歌詞もあり、吹き替えで観ているのに子供が読めないような字幕量出すのもどうなのかなと?

 優勝賞金もドル表示のまま。子供にわかりやすいように日本円表示にすれば良かったのに。

せめて漢字にふりがな振るとかドル表示だったり子供が見るアニメなのに、気が利いてないんですよね。

 

吹き替え

長澤まさみ」「トレンディエンジェル斎藤」「スキマスイッチ大橋卓弥」がメインキャラクターとして出演してますが、キャタクターにも合っていたし、どれも良かったです。凄く上手でした。

 

主人公キャラなのに魅力が皆無

父親が、息子のためにコツコツ貯めたお金で買ってあげた劇場を、主人公(コアラ)が劇場をどうにかして守ろうと気持ちが全く伝わらなかった。

劇場がやばくなれば金持ちの息子に頼むだけ。

コアラに関しては全く成功してほしいなと感じさせられませんでした。

 

コアラ以外の「キャラクター」のドラマは良いのに勿体無い。 

 

話が盛り上がるのも最後だけ

やっと話が盛り上がってきてラストの公演、それまでが退屈すぎる...。

歌の力は凄い、登場人物のストレートなメッセージ。ラストの公演は本当に良かった。

諦めないで頑張ること、恐怖にうち勝つこと、親子愛、実力があっても夢は叶わない時に「運」が必要(キリン)をこの映画から感じた。

 

コアラは「夢」を叶えるためには他人にも迷惑かけまくるし、犯罪だってする。コネがあれば使いまくる。

こんなエゴイストの塊(コアラ)を子供が観る娯楽アニメーション映画の主人公にするユニバーサル。ある意味凄い。

 

脚本は微妙でしたが音楽は最高でした。

吹き替えでも十分楽しめます。みんな歌唱力すごい!!